遺言への誤解
皆さん、こんにちは。
すっかり昼間は暖かくなってきました。
ですが、朝晩は冷えることもあるので、風邪には気を付けなくてはなりませんね。
さて、今日は遺言に対するよくある誤解を並べてみます。
1、私の家はそんなに財産がないから遺言なんか書かなくても大丈夫。
→相続で揉める大多数は、資産5000万円以下の場合です。
ですので、財産の多寡にかかわらず、遺言を書くことが、相続で揉めないための一歩ともいえます。
2、まだ、元気だから遺言なんか書かなくていい。
→認知症になってしまっては、遺言書は書けません。
認知症予備軍までいれると、かなりの数の方が該当するといわれますが、いつ何時なってしまうかは誰にもわかりません。そうなってしまう前に、遺言を書くことをお勧めします。
3、家族の仲がいいから、遺産分割も揉めないだろう。
→親が亡くなるまでは、仲がよかった子供たちが、亡くなった途端に険悪な関係になってしまった方をよくみます。
こればかりは、仲がどうなるかわからないところですが、予防策として遺言を書くことは、得策です。
4、財産の分割方法を口頭で伝えてあるからいい。
→口頭で伝えたことは証拠が残りませんので、言った言わないの水掛け論に発展します。
書面で遺さないと、ご自身の意思が死後伝わりませんので、しっかり遺言という形に残しましょう。
5、後で気が変わるかもしれないから、まだいい。
→現在の気持ちで遺言を書いて頂ければ大丈夫です。
後で、気が変わったらいつでも書き換えができます。
後回しにするうちに、認知症などになってしまったら元も子もありません。
遺言は早いうちに書いてしまいましょう。
以上、見てきたように、遺言に対する誤解をしている方が多くいます。
遺言について、少しでも気になった方は、お気軽に初回無料相談をご利用ください。
では。
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行政書士名古屋森法務事務所
代表 行政書士 森 俊樹
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