遺言控除
皆さん、こんにちは。
そろそろ雨が降りそうな空模様ですが、日中は日ごとに暖かくなってますね。
さて、今日は、遺言控除についてのブログです。
遺言控除と聞いて、「あっ、あれね」と思う方は、相続・遺言についてかなりアンテナを張っていらっしゃる方です。
去年、新聞などで記事が出ていましたが、遺言に基づいて遺産相続すれば、相続人にかかる相続税の負担が軽減するというものです。
現在、この制度がどのように水面下で動いてるかわかりませんが、今のところそのような制度は正式に法律として制定されていません。
この先、再来年くらいに法案となっているかもしれません。
この制度の趣旨は、遺言をきっちり残して、遺された家族に余計な遺産の争いをさせないでおこうというものだと思います。
確かに、遺言を書いておけば、亡くなった方の最期の意思がしっかり書面で残り、相続人も遺言があるならその通りにしようか、ともなります。
ただし、注意点もあります。
遺言で遺産の分配について決めておいても、余りに不平等で一部の相続人から不満がでるようだと、結局揉めますし、遺留分を侵害するような遺言であれば、遺留分減殺請求をされるなど、紛争に発展します。
ですので、遺言を作成する場合には、内容をしっかり検討して作る必要があります。
遺言も内容を吟味し、しっかり作れば非常に有効な相続対策となります。
遺産の分配について、相続人間に差がでるような場合にも、付言事項などで、なぜそのように分配したいか、などを書いておけば相続人も納得してくれるでしょう。
現在、遺言をご検討の方は、実績・経験豊富な行政書士名古屋森法務事務所へお問合せください。
しっかり遺言の内容を検討し、遺言者にも将来の相続人にも納得いただける遺言を作成いたします。
では。
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行政書士名古屋森法務事務所
代表 行政書士 森 俊樹