遺言への誤解

遺言への誤解

2016年04月05日(火)5:45 PM

皆さん、こんにちは。
すっかり昼間は暖かくなってきました。
ですが、朝晩は冷えることもあるので、風邪には気を付けなくてはなりませんね。


さて、今日は遺言に対するよくある誤解を並べてみます。

1、私の家はそんなに財産がないから遺言なんか書かなくても大丈夫。
  →相続で揉める大多数は、資産5000万円以下の場合です。
   ですので、財産の多寡にかかわらず、遺言を書くことが、相続で揉めないための一歩ともいえます。

2、まだ、元気だから遺言なんか書かなくていい。
  →認知症になってしまっては、遺言書は書けません。
   認知症予備軍までいれると、かなりの数の方が該当するといわれますが、いつ何時なってしまうかは誰にもわかりません。そうなってしまう前に、遺言を書くことをお勧めします。

3、家族の仲がいいから、遺産分割も揉めないだろう。
  →親が亡くなるまでは、仲がよかった子供たちが、亡くなった途端に険悪な関係になってしまった方をよくみます。
   こればかりは、仲がどうなるかわからないところですが、予防策として遺言を書くことは、得策です。

4、財産の分割方法を口頭で伝えてあるからいい。
  →口頭で伝えたことは証拠が残りませんので、言った言わないの水掛け論に発展します。
   書面で遺さないと、ご自身の意思が死後伝わりませんので、しっかり遺言という形に残しましょう。

5、後で気が変わるかもしれないから、まだいい。
  →現在の気持ちで遺言を書いて頂ければ大丈夫です。
   後で、気が変わったらいつでも書き換えができます。
   後回しにするうちに、認知症などになってしまったら元も子もありません。
   遺言は早いうちに書いてしまいましょう。

以上、見てきたように、遺言に対する誤解をしている方が多くいます。

遺言について、少しでも気になった方は、お気軽に初回無料相談をご利用ください。

では。


名古屋で遺産相続・遺言なら行政書士名古屋森法務事務所へ

行政書士名古屋森法務事務所
代表 行政書士 森 俊樹



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